愛光学園32期卒業生、　古佐小 基史（こさこ　もとし）君への支援につきましてお願い申し上げます。

古佐小君は、1995年大学を卒業後、医療関係の仕事を経て、単身渡米、音楽の世界で活動を続けております。

現在は、カリフォルニアを拠点にジャズハープの世界で音楽活動を行っております。
(詳細プロフィールはこちら)

ハープでジャズを演奏するという非常に野心的な活動であり、商業的な音楽と一線を画し、
独自性と芸術性を追求する姿勢を貫いており、その個性的なスタイルは、アメリカの音楽界でも評価を得ております。

ただ、反面、メジャーなジャンルとは言えず、活動の機会も制限され、また、楽器自体も非常に高価なために、経済的には必ずしも恵まれている環境にはありません。

そのような中、2008年より日本での活動を開始し、以来、毎年来日し、日本各地で演奏を行っております。
自身の演奏を多くの方々に聴いてもらうことにより、ハープという楽器自体への興味を抱いてもらうことも、来日活動の大きな動機となっています。

ただし、この来日活動にも課題があります。

ハープは非常に運搬に困難を伴う巨大な楽器で、また、保有する個人・団体も限られております。
当然、アメリカからの運搬は日本での手配以上に難しい問題です。
そのため、来日の度に楽器をレンタルする必要があり、時間的にも費用的にも大きな犠牲を払っております。

今後、日本での活動を続けていくためにも、ハープを日本でも所有したいとの考えに至りました。

前述の通り、非常に高価な楽器ではありますが、松山在住の所有者から格安での譲渡のお話があり、
この機会に皆様のご支援を賜りながら、購入したいと考えます。

金銭的には、先方様との交渉となるため確定していませんが、市場価格で300万円以上するハープを格安でご提供いただける見込みです。

我々有志一同としては、この機会にこのハープを購入し、古佐小君の日本での活動の一助にしたいと考えます。

あくまで、古佐小君個人の活動を支援する趣旨であり、日本での活動を継続させたいという思いに端を発しております。

アメリカで孤軍奮闘している卒業生を支援し、日本での活動も広げて欲しい、
ひいては、母校・愛光学園へ何らかの形で還元して欲しい、
と思っております。

皆様のご理解・ご支援を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。

なお、別紙のとおり、古佐小君本人からのメッセージも添付させていただきます。

愛光古佐小後援会